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まるでアマゾン❕❔

昨日の大雨で、今朝の紫川はとっても濁っています!

水面からも茶色く見えますが、
河川観察窓から覗くといろいろなものが漂っていて、気分はアマゾン⁉

大雨の時は水中はこんな風になるんだなぁ~!
とスタッフも驚きですが、
よくよく見ると底の方はなんだか黒く見えます…。

これは海水と淡水の層が比重差で分かれる、
「塩水くさび現象」ですが、
上の淡水が濁っているため、
下の海水まで光が届かず暗く見えるという状態のようです。

そんな窓を横目にお掃除をしていたら、
茶色の水中からひょっこりとスズキやクロダイ、ゴンズイ君達が
顔を見せにやってきます。
こういった魚たちは、観察窓のいわゆる”いつめん”なのですが、
こんな増水時には、ここではレアな生き物もやって来ます…。

水面をふらふらと漂うように泳いでいる何やら見慣れない魚の姿…
なんと、カムルチー(ライギョ)が!

(残念ながらシャッターには納められませんでした…。)

体長約20センチほどの大きさで、「ここはどこ?」とキョトン顔。
汽水域の河川観察窓では、めったに見られません。
他にも、ウシガエルのおたまじゃくしがひょろひょろと泳いでいたり
(スズキに食べられそうなハラハラシーンも)、
用心深い生き物たちは、残念ながら写真に収めることはできませんでしたが、
大雨のあとの河川観察窓では、このように上流から流されてきた生き物を観察することもできます。

 

濁っているからこそひょっこり顔を出してくれたときの嬉しさ。

知らないだけで、そこにある様々な命の存在に感動。

ぜひ、こんな日だからこそ出会える生き物に会いにきてください。

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