おとぎぞうしの会が最終公演回を迎えました

二カ月に一度、第二日曜日に開催していた「おとぎぞうしの会」が、先日2月11日をもって、
最終公演となりました。

なんと、この定期公演の開催期間は4年間！
皆さま、足を運んでいただき、ありがとうございました！

最終公演では、
●水環境館朗読クラブ「ともだちや」「おなら売り」
●おとぎぞうしの会「いもころがし」「一くわぼり」
●北九州うたごえ創作合唱団「ミニコンサート」
をお送りしました♩

「おなら売り」も「いもころがし」も『おどけ話』と呼ばれる昔ばなしで、
よくある教訓的な内容の物語ではなく、くすっと笑えて思いっきりお話を楽しめます。

「おなら売り」では、シジュウカラを飲み込んでしまったおじいさんのおならが
可愛らしい鳥の鳴き声に。
「ちゅぴっ！しゅくしゅくしゅくっ！ぼくシジュウカラ！」
と、「歌う」おならに客席からくすくすと笑い声が＾＾

「いもころがし」では、お殿様の前で、村一番のものしり(？)な名主さんの
所作や言葉をちゃーんと真似する村人たち
おもしろおかしく表現した場面で、会場は大盛り上がり！
演者のみなさんもつられてノリノリになっていました！

さらに、今回は最終公演だったので、
「昔ばなし」をテーマにミニトークショーも披露させていただきました。

トークテーマは「子どもたちに昔ばなしや絵本を読んであげて」

昔ばなしや物語の中に秘められている「生きる力」は、子どもたちの潜在意識に
ずっと刻み込まれます。
優しさも、知恵も、人間関係も、すべて生きる力。
これから長い時間を生きる子どもたちにとって、大切な財産になるでしょう。

小さなお子さまがいらっしゃるご家族の皆さんは、どうぞ、
子どもたちが「これ読んで」と言い続けるまで、
昔ばなしを語ったり、絵本を読んであげたりしてください。

きっと子どもたちにとっては、お父さんお母さん、
おじいちゃんおばあちゃんの声が日々の目まぐるしさから帰る、
心の安定になると思います。

そして、最後にうたごえ創作合唱団のみなさんと観客のみなさんで
一緒に「ふるさと紫川」など、ホールを歌声いっぱいにして、
最終公演を締めくくりました。

4年間、おとぎぞうしの会をお楽しみいただき、ありがとうございました！
また、いつかの公演にご期待くださ＾＾＾＾

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