今日の観察窓♪
昨晩の雨で紫川が増水したようです。
雨が降っているときは遊歩道の上まで来ていたようですが、今はギリギリまで下がってきています。
さて館内の河川観察窓はどうなっているかというと……
あれ?開館してるのに真っ暗。
泥水に光が遮られて全く何も見えません。
ここまで濁るのは、強い雨が降らないといけないので、この観察窓の状態はむしろレアな体験です。
皆さん、今日は水環境館の何も見えない観察窓もぜひ見に来てください。レアですよ。
しかし、実はこんな状態でも「塩水くさび」がはっきりと見てとれます。
よく見ると上の部分は茶色で、下の部分は真っ黒。
下に見えるのは海の水で比較的透明な水ですが、上が泥水なので暗くて黒く見えるというわけです。
※これがいつもの観察窓。こんなに違うなんて。
雨が降ると川は増水します。
ひどい時には爆発的に水量が増える「鉄砲水」と呼ばれる現象であったり、川の地形を変えるほどの増水も起こります。
また、その場で雨が降っていなくても上流域で雨が降ると川は増水するので、川で遊んでいる時に、急に水が濁ってきたり、山側の雲行きが怪しい時には注意が必要です。
↓こちらは増水の危険を分かりやすく説明されている動画です。( kobecitychannel より引用)
好奇心で増水している川には近づいたりしないように注意!