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水環境館のこと

水環境館の施設やそのなりたちについて

生まれ変わった水環境館は、より「川を体験する」展示物やイベントをたくさん用意しました。

水環境館ってどんなところ?

水環境館は、川・自然・環境について楽しく遊び、学べる施設です。施設は目的に合わせて3 つのエリアに分かれています。

紫川に生息する生物をまるで水族館のように展示していたり、ゲームやアトラクションを楽しみながら河川について学べるコーナーを整備したりしています。

さらに飲食をしながらくつろげるエリアには大型モニターを設置しており、自然豊かな紫川魅力を伝える動画などを放映しています。


水環境館ができるまで

みんなのアイデアがつまった施設

紫川マイタウン.マイリバー整備事業では整備に先立ち、市民から広くアイデアを募集しました。当時の中学生やアユ博士からのアイデアなど、行政ではなかなか思いつかない斬新なものが水環境館に採用されました。

市民からのアイデア

アユ博士からの提案
アユの研究だけでなく、海と川の環境を守るため、水深・流量・水質などを記録し、誰にでも見ることのできる施設をつくる。また、紫川の環境の変貌、浄化の歴史などを展示する。紫川のアユの研究者(大学の先生)からの提案

いろんな立場の人が考えて作られた施設

生物や川づくりの専門家、河川愛護団体の代表、マスコミ関係などさまざまな立場のメンバーで検討を重ね、紫川を中心に人々が「集う」、水環境について「学ぶ」、自然とふれあい「憩う」というキーワードを考えました。

キーワード

子どもを持つお母さんとして
自然の大切さを学べる場所を
まちづくりを考える立場から
川を中心に人々が集う場所を
川を愛する気持ちは誰にも負けない!
川についていろんな情報が調べられる場所を
地元マスメディアとして
紫川のすばらしさを知ってもらえる場所を

構造上の秘密

水環境館の断面図

整備の発端は、河川の拡幅でした。洪水対策に必要な河積確保のために、民地を幅4m だけ取得しました。そこには、古い建物があり、鉄筋コンクリート造の地下部分もありました。試算したところ、この地下部分を撤去して護岸を新設するよりも、一部を利用して箱形護岸にするほうが環境にもやさしくコストも削減できることとなりました。

■施設概要
・延長/約120メートル 面積/約1,300平方メートル
・開館/平成12年7月
・リニューアル/平成31年3月

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